自己判断で買う

根拠を持った選択を
風邪をひいたときなど、人間の思考力は正常時に比べて格段に落ちることがわかっています。
特に、症状を軽減したいと思う余り通販のカタログでもサイトの作成者お勧めにすぐに飛びつき、自分でもよくわからないまま購入してしまうこともあるでしょう。
実際のところ、風邪で病院も行けない状態で正しい判断をするほうが難しいです。
つまり、困ってから決めるようでは遅いし、トラブルに巻き込まれる可能性も格段に高まります。
すなわち、自分は仕事が忙しいからもし風邪をひいても病院に行く時間がないとわかっていたり、過去の症状から自分は風邪になるとあまり行動できないという方は、あらかじめ風邪になったときに備えて、その症状にあわせた薬を選んでおくとよいでしょう。
一般に薬の消費期限は、風邪薬であれば3年から4年ですので、ほぼ心配することはありません。
何があっても自己責任という覚悟
基本的に、通販で薬を買うという行為自体がリスクのあるものだということを、理解しましょう。
以前厚生労働省から、薬の販売許可について制限をかけられたことがあるように、薬というのは身近なものであっても、使い方を誤れば人の生命を脅かすほど危険なものなのです。
最善の手段は、信頼できる病院から直接受け取ることですが、それができない状態でやむなく通販を利用するのであれば、必ず情報の信頼性をはっきりさせてから購入することです。
世の中には認められていても、自分に合わない薬というものも存在します。
もしそうなると余計にひどい症状が出てしまうので、前もってお薬手帳や、病院でもらった領収書を準備して参照できるようにしておきましょう。
残念ながら、薬の通販はかなりグレーな業界となっている現状です。
数ある中から本当に信頼できるものをいかに手に入れるか、日ごろから準備を欠かさないようにしましょう。